こんにちは、「ねこもみじ」と言います。
公立小学校の現場で、10年以上通級担当をしてきました。
今回が初めて書くブログです。
初回のテーマは、
長年、通級担当をしてきた私がこのブログを始めた理由
です。
先に結論を言います。
私がこのブログを始めた理由は、
通級担当として現場で頑張っている先生の役に立ちたいから
です。
通級の先生方! お疲れ出てないですか? 一生懸命頑張れば頑張るほど、しんどくなっていませんか?
でも、しんどいわりには周りから評価されにくいし…孤立感もある…。私はそうでした。
このブログが、通級の先生方の悩みを少しでも解消し、力になれたらと思います。
通級担当が抱える悩みとは?
- そもそも、通級って何? 特別支援学級とどう違うの?
- 通級では何を教えたらいいの? どうやって?
- 1対1で45分間…長すぎない?
- 紹介してもらった教材やゲームを試してみたけど、本当に効果があるのか…?
- 指導を続けているけど、何の変化もない気がする…
当てはまりそうな内容はありましたか?
通級の先生が、このような悩みを抱くのも無理はないと私は考えています。
なぜか? なぜなら、
通級には(決まった)教科書も、(確立された)指導法もないから
です。
担任の経験が長ければ長いほど、教科書を使った一斉指導のやり方が上手になっていきます。
上手になるにつれて、効力感も高まっていきますよね。
でも、通級は逆です。
なぜなら通級は、
目の前のその子に合わせた指導をオーダーメイドで組み立てて、個別指導をするから
です。
これは難しい。とても難しい。特に、通常の学級担任しか経験がない場合には。
例えば、特別支援学校などでの経験があり、「個別指導」はどんな風に進めればいいか、をある程度理解できている先生はそんなに困らないでしょう。
でも、多くの先生は「個別指導」なんてやったことないし、具体もイメージできない。
これが、通級の先生の悩みの根幹だと私は考えています。
このブログで扱うテーマ【通級指導・発達障害・特別支援教育】
主に、以下の3つを扱います。
1.通級による指導
- 通級って?
- 何をどんな風に教えたらいいの?
- 通級の効果ってどうやって評価したらいいの? など
2.発達障害(神経発達症)
- 発達障害って何?
- 最近、神経発達症って言葉も聞くけど、発達障害とどう違うの?
- 発達障害って、ASDとADHDだけだよね? など
3.特別支援教育
- 特別支援教育コーディネーターって何をするの?
- 毎月の校内委員会では何を検討したらいいの?
- インクルーシブ教育とか合理的配慮って何? など
3つの内容を扱うことで、先生方の悩みを少しでも解消できたらと思っています。
「ねこもみじ」の自己紹介と経歴
申し遅れました、私の自己紹介がまだでした💦
私はこんな人間です。
経歴
- 公立小学校教員の現場経験:20年以上
- 通常の学級担任も特別支援学級担任も経験有り
- 特別支援教育コーディネーターの経験:10年以上
- 通級による指導担当の指導経験:10年以上
- 指導した児童数:100人以上
- 指導した延べ児童数:230人以上
- 指導した学年:1〜6年生すべて
- 対象障害種:SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、DCD(発達性協調運動症)など
- 保護者との面談回数:800回以上
- 保護者との手紙(連絡ファイル)やりとりの回数:3000回以上
資格
- 小学校教諭一種免許状
- 特別支援学校専修免許状(3領域)
- 公認心理師
- 特別支援教育士(S.E.N.S)
まとめ:通級の先生の力になりたい
強調したいことなので、改めて言います。
このブログは、通級の先生のためのブログです。
(言い方が適切ではないかもしれませんが)すごくニッチな先生方を対象にしています。
だから、このブログの内容が多くの人の心に届くことはないでしょう。
でも、現場で・通級担当として悩んで・頑張っている「あなた」には届いてほしい。
私は、少しでも「あなた」の力になれるように持っている知識や経験を惜しみなく発信していきます。
一緒に頑張っていきましょう。
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