通級でどう指導する? VCI(言語理解)の【単語編】|通級ラボ18

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こんにちは‼️
通級担当として、10年以上・100人以上の指導歴がある「ねこもみじ」です🙂

前回、前々回の記事では「VCI(言語理解)の概要」や「VCI(言語理解)が低い場合に通級で使用するオススメの教材」をお話しました。
(※詳しくはリンクを貼っていますので、ぜひ読んでみてください😀)

でもね。
きっとあなたは、こんなことを思ってるはずなんですよ。
「VCI(言語理解)ってのが、「単語」と「類似」の力なのは分かった。それぞれに対するオススメの教材も分かった。・・・・・で、どうやって指導したらいいの?」

これですよ、通級担当である我々を悩ませるのは笑
あなたもそうでしょう??
いつの時代も、現場で求められる一番のニーズ、「どうやったらいいか」という方法でしょう。
通級担当にとってもこれは同じですよね。

同じ教材を使って指導しても、結果(=子どもの変容)には差が出る。
一見、残酷な現実…😨
でも、これは揺るぎようのない事実ですよね?
同じ教材を使って指導しても結果に差が出る=指導力の差
くそー!!
悔しい…笑
その子にとって価値ある通級担当になりたいよ…。

というわけで、今回のテーマです。

通級で実際にどう指導する? 〜VCI(言語理解)の【単語編】〜

本記事を読むことで、

通級で実際にどう指導すればいいか?【単語編】

が分かります。

通級担当を長年務め、日々試行錯誤と修正をくり返し続けた私が、”最適解”や”最大公約数”的な方法をお伝えします☝️

どんな風に伝えたら、実際の指導場面を少しでもあなたにイメージしてもらえるか?
考えた結果、実際のやりとりを再現してみよう、と考えました。
使う教材は、以前紹介したこちらです。

では、私の実際の指導場面を覗いてみましょう🫣‼️

私

次は何の勉強?

子ども
子ども

”言葉”。

私

OK!
※A4のプリントを1枚出す。

じゃあ、まずは読んでみよう。
※熟語を1個ずつ指し示す。

子ども
子ども

〇〇。△△。□□。
※指された熟語を順に読む。

私

いいね〜。
この中で、聞いたことがない・
意味が思い浮かばないってのはどれ?

子ども
子ども

うーん…□□。

私

※□□の言葉の番号や横などに「◯」を記入する。
 理由:この子が知らなかったことを視覚的に示すため。

他にはある?

子ども
子ども

◆◆。

私

あ〜、こんな言葉、いつもは聞かないよね〜。
※◆◆の言葉に「◯」を記入する。

他には?

子ども
子ども

☆☆。

私

うんうん。
※☆☆の言葉に「◯」を記入する。

他には?

子ども
子ども

他にはもうないです。

私

OK!

じゃあ、□□ってどういう意味?

子ども
子ども

※□□の言葉の意味をそのまま読む。

私

◆◆は?

子ども
子ども

※◆◆の言葉の意味をそのまま読む。

私

☆☆は?

子ども
子ども

※☆☆の言葉の意味をそのまま読む。

私

よし!
じゃあ、先生が文を読むから似た意味の言葉・熟語をしゃべってみてね。

「」

子ども
子ども

・・・・・。
「」

私

正解!!

「」

子ども
子ども

・・・・・。

「」

私

正解!!
すごーい。やるね〜。

じゃ、次。
「」

子ども
子ども

※同じように繰り返す。

私

じゃ、確認ね。
「」

子ども
子ども

※選択している言葉・熟語を読み上げる。

私

「」

子ども
子ども

※選択している言葉・熟語を読み上げる。

私

※最後の問題まで、同じように続ける。

OK! 終わりっ!

私が指導する時に気をつけていること・心がけていること。
それが何だか分かりますか?
再度上にスクロールして、私と子どものやりとりを読んでみてください。

さて、再度聞きます。
私が指導する時に気をつけていること・心がけていることは何でしょうか?

それは、

質問や確認を多くして、子どもが答えたり活動したりする回数を増やす

ということです。

だって私、説明とか「次、〇〇するよ」とか、言ってないでしょ笑?
子どもに質問して、相槌をうったり褒めたりしていることがほとんどです。
だけど指導は成立するし、何よりその子の力を高めることができています。
子ども達が喜んで通級に学びにやってきます。
不思議だね笑

通級での指導において、通級担当が表立って主導する必要はない
子どもに質問・確認しながら、子どもが選択・決定し、主体的に取り組めるように、裏で主導する(※演技する、と言い換えてもいいです)
これが大事なんです。
あなたはこれができていますか?

さきほど示した”言葉”の指導であれば、5〜10分といったところです。
時間に幅があるのは、年齢や発達段階、学年によって差があるからです。

このプリントの内容1枚を指導するのに15分も20分も時間をかけることは決してありません。
決して、です。
子どもが誤答し続けるから…とか、丁寧に言葉の意味を押さえないといけないから…とか。
そう考えるあなたの気持ちは分かります。
が、あなたの気持ち=子どもの気持ち、ではありません
子どもからしたら「知らんわ、そんなん」です笑
「はよ終わって」とか思ってるかもしれません笑

私はおそらくこれまでに5000回くらい通級で指導していますが、この”言葉”の指導に15〜20分も時間をかけたことは一度もありません。
一度も、です。
10分以上かかりそうであれば、途中で切り上げます。
「よしっ、今日は半分のここまでにしようか〜。じゃ、次の勉強は何かな?」みたいに。

通級での指導では、

1つの指導を、大体3〜10分間の短時間で構成することが大事

です。

詳しい内容とか理由を話しだすとまた長くなってしまうので、別記事で話すことにします…笑

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