通級担当がぶつかる壁①【役割・振る舞い・マインド】と乗り越え方 その②|通級ラボ06

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こんにちは‼️
通級担当として、10年以上・100人以上の指導歴がある「ねこもみじ」です🙂

前回に引き続き、今回は

通級担当の役割は何か?

をお話します。
(※前回は「役割」と「振る舞い」の2つをお話しました。その記事はこちら
残る1つ。
通級担当としての「マインド」。
どんなマインドセットで通級の仕事にのぞめばいいか、ということです。

本記事を読むことで、

通級担当って何をすればいいのか。
どう振る舞えばいいのか。
そのために必要なマインドとは何か?

が分かります。

通級担当をやる上で、必要な・大切な・大事にしたいマインドとは何でしょう?

通級担当は主役じゃない。
黒子として振る舞う。
それが大事。
主役である学級担任を上手くたてながら行動すると、関係性が良くなる。
関係性が良くなると、結果的に子どもに良い影響が出る。
といったことを前回お話しました。
素晴らしいことですよね✨️

なーんだけどっ笑!
黒子として振る舞い続けると、困ったこともあるんですよね〜。
そう。
しんどいねん笑‼️
何でこっちばっかり気を遣ったり我慢したりせなあかんねん!
という気持ちになるんですよ。
あなたも分かるでしょ笑?

しかも。
通級とか特別支援教育とか支援の話ならではのしんどさもあります。
それは、相談されたら答えを言わないといけない・上手く言わないといけない、と反射的に思ってしまうことです。
これ、めっちゃ共感してもらえるんじゃないかと私は勝手に思ってるんですが笑

具体的な場面を想定してみましょうか。
「〇〇先生、あの〜ちょっといいですか? ウチのクラスの通級行ってる△△さんなんですけど…なかなか友だちとのトラブルが減らなくて。前教えてもらったような関わりをしてるんですけど…あんまり変わらないんですよね…どうしたらいいですか?」
って学級担任から相談されたら、あなたはどう答えます?
・・・・・。
ね?
なんか答えを言わないと!とか、この先生のために役に立つことを言わないと!とか、そういうことを考えたでしょ笑?

じゃあなんでこういったことを考えるのがあまり良くないのか?
それは、

自分のメンタルがしんどくなる

からです。

通級担当として黒子のように行動する。
学級担任をたてながら話す。
相談や愚痴は聴くだけでなく、「なんか上手いこと言わなくちゃ」と反射的に思ってしまう。
でも、そんな毎回毎回的確なアドバイスなり正解なりを伝えられるわけもなく。
となると、上手く答えられていない自分・学級担任の力になれていない自分を自己嫌悪…。

暗いっ! 暗すぎるっ笑

こういう経験が日々ずーっと積み重なるとどうなるか?
「通級担当ってなんかしんどいな…。なんで私ばっかり…」となる。
そうなると、1年・2年で通級担当を辞めて、学級担任の道をまた選ぶ。
こんなケースが全国でたくさん起きているのかなって。

通級担当ってめちゃめちゃ楽しいのに。
その楽しさに気付き、経験する前に辞めちゃってる先生はなんてもったいないんだろうって。

「じゃあ、どうすればいいんだよ!」という怒りの声が聞こえます笑
だって、自分のメンタルがしんどくなるのは事実だから。
私なりの正解を示します。
それは、

”課題の分離”をし、他者の課題への介入をしない

です。

”課題の分離”。
聞いたことはありますか?
これは、書籍『嫌われる勇気』に出てくる言葉です。

では、”課題の分離”とはどのような考え方なのか?
以下に引用します。(※太字は筆者)

課題の分離の考え方では、自分と他者の課題とを明確に区別し、その結末を最終的に引き受けるのは「自分」であると認識することが重要です。これは、自分がコントロールできない他者の課題に踏み込まず、自分の課題にのみ集中することで、対人関係のトラブルを回避し、他者の評価を気にせず、自分らしい生き方を貫くための考え方です。

つまり、通級担当である自分と、学級担任であるその先生との課題を、明確に区別するということです。
私的には、通級担当の仕事範囲・今の自分にやれることと、学級担任のその先生の仕事範囲・責任範囲を区別して、今の自分にできないことは「分かりません」と断ったり安易に踏み込んだりしない、という解釈になります。

通級担当の仕事範囲や今の自分にやれることとは?
担任の悩み・愚痴を傾聴⭕️
共感⭕️
笑い合う⭕️
冗談を言う⭕️
支援方法や支援グッズの紹介⭕️
授業中の支援❌️
給食や掃除時間の指導❌️
登下校の指導❌️
学級で起きた内容に対する保護者対応❌️
みたいな感じですね。

「えぇっ!? 関係がドライすぎない!?」
と思う人がいるかもしれません。

うん、確かにドライな面はあると思う。
私も通級担当になって5年以上理解できなかった。
担任が悩んでるんなら親身になって相談にのって、こっちが多少疲弊してでも助けてあげなきゃ。
真剣にこう思って行動してました。

でも、考えてみてください。

  • 通級担当であるあなたは、担任の悩みに全て答えられますか?
  • 学級で授業や支援をするのはあなたですか?
  • 担任のように、登校してから下校までその子に関われますか?

答えは、全て「ノー」です。
通級担当であるあなたにできることには限りがあるんです。
だからこそ通級担当であるあなたは、

自分にしかできないこと=自分の課題と、学級担任にしかできないこと=他者の課題、を明確に切り分けて考え行動するマインド

を身につけることが重要なんです。

この「課題分離マインド」を身につける努力を続けて、実際に身につけられると、通級担当として働き続けることがすごく楽になります
ほんとです。
私が実証したから。
自分にできることとできないことが自分で把握できると、できないことに対しては「分かりません」と正直に言えたり、もっと勉強しなきゃと思えたりします。
「課題分離マインド」で、自分のメンタルを守り、自分自身の成長を促していきましょう。

今回は、通級担当がぶつかる壁①のうち、残る1つ「マインド」についてお話しました。

通級担当は、学級担任の悩みや愚痴が集まりやすい役割。
だけじゃなくて、保護者からの悩みや愚痴も集まりやすい役割。
だけど、支援に唯一の正解はなく、相談に応じるのはすごく難しい。
そりゃしんどいよ。
よく分かる。
だからこそ、「課題分離マインド」で自分自身を守っていきましょう。

大丈夫。
あなたも乗り越えられます。

一緒に頑張っていきましょう😊

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