こんにちは‼️
通級担当として、10年以上・のべ300人以上の指導歴がある「ねこもみじ」です🙂
このブログには、WISC(ウィスク)とは? 5つの指標を通級指導に活かす方法【完全ガイド】という記事があります。
あれは、「何を教えるか」=指導の“内容”の全体像を示した記事です。
今回は「何を教えるか」ではなく、「どう教えるか」=指導の“方法”の全体像です。
どう教えるかの地図、と言ってもいいかもしれません。
通級で何を・どう教えるか。
永遠の悩みです。
あなたも悩んでいるでしょう笑?
目の運動、音読、漢字、作文…。
私が通級で実際にやっている・やってきた指導を1つずつ書いてきた「実際の指導編」シリーズ。
その全体像を、この記事にまとめます。
あなたが、こんなふうに思ったことがあるなら、この記事が入口になります。
- 通級の45分、いったい何を・どう組み立てればいいの?
- 目の前の子に、どの指導から手をつければいい?
- 「実際の指導編」、記事が増えてきて、どれを読めばいいか分からない…。
なので、本記事を読むことで、
通級の「実際の指導」を、どう組み合わせて・どう選んで使えばいいのか?
が分かります。
結論から言います。
通級の45分は、1つの指導で埋めません。
短い指導パーツを、いくつも、組み合わせて・並行してやっていく。
これが「実際の指導編」全体を貫く、たった1つの考え方です。
では、なぜそうするのか。
そして、どんな指導があるのか。
通級指導の「地図」を広げていきましょう!
なぜ「組み合わせて・並行して」なのか
理由は2つです。
1つ目。
単一の指導だけだと、子どもの意欲が続かないから。
同じことばかり45分やると、通級が“訓練の場”になってしまう。
それは、最も避けたいですね。
2つ目。
子どもの困難は、たいてい複合的だから。
「読み」だけ、「書き」だけがピンポイントで苦手、という子はむしろ少ない。
だから、短いパーツをいくつも組み合わせて、その子の実態に合わせて設計します。
短時間×複数だから、集中が続く。
楽しい。
そして少しずつ力がついて、最終的に学級での生活がラクになる(学級適応)。
この設計の考え方は、通級指導は「組み合わせて・並行して」【実際の指導編①】と、通級の45分、どう作る?【実際の指導編②】で詳しく書いています。
まずはこの2本から読むのがオススメです☝️
指導の地図(実際の指導編シリーズ)
ここからが本記事の全体像です。
テーマごとにグループでまとめてみました。
気になるところ、目の前の子に必要そうなところから、のぞいてみてください🙂
まずはここから|考え方と設計
からだ・目・手の土台
- 「目の運動」対面トレ編【実際の指導編③】
- 「目の運動」プリント編【実際の指導編④】
- 「運動」体幹・バランスから体育へ【実際の指導編⑤】
- 「手の運動」巧緻性・運筆・道具操作【実際の指導編⑥】
- (準備中)書き写し
読む・書く
- 「音読」たくさん読ませる前にやること【実際の指導編⑦】
- 「言葉のきまり」特殊音節(促音・長音・拗音)【実際の指導編⑧】
- 「文字(仮名)」平仮名・片仮名を書かせず覚える【実際の指導編⑨】
- 「読み取ろう(読解)」聞かれたことに端的に答える【実際の指導編⑩】
- 「作文」5W1Hで文章を組み立てる【実際の指導編⑪】
漢字
ことば・語彙・概念
- 「意味調べ」教科書の“知らない言葉”を調べる【実際の指導編⑮】
- 「ことわざ・慣用句・オノマトペ」教える/教えないの線引き【実際の指導編⑯】
- 「言葉(語彙)」プリント3枚、7分。子どもは鉛筆を持ちません【実際の指導編㉕】
- 「言葉のイメージ」言葉と言葉をつないで概念を育てる【実際の指導編㉖】
- 「おしゃべり」①ワークシートで会話の型を増やす【実際の指導編㉓】
- 「おしゃべり」②質問と回答で2分間会話し続ける【実際の指導編㉔】
聞く・覚える・見る(認知の土台)
算数・数の力
- 「算数」①筆算は教えない。でも、位取りと九九は教える【実際の指導編㉙】
- 「算数」②数概念|答えが合っていても、数え方を見る【実際の指導編㉚】
- 「算数」③位取りと九九|位取りシートも九九表も使いません【実際の指導編㉛】
- 「算数」④文章題|絵を描かせます。でも、上手さは見ません【実際の指導編㉜】
- (準備中)見つけよう(規則性)
気持ち・社会性
- 「気持ち」①SSTと言う前に、般化=学級適応【実際の指導編⑱】
- 「気持ち」②ワークシート1枚の進め方【実際の指導編⑲】
- 「気持ち」③「どこが」と「なぜ」を言わせる【実際の指導編⑳】
- 「気持ち」④絵カード編(教材の話)【実際の指導編㉑】
- 「気持ち」⑤絵カード3枚の進め方【実際の指導編㉒】
話す・伝える
- 「スピーチ」結論→理由→まとめで話す【実際の指導編⑰】
- (準備中)お話・プロジェクト(実行機能)

「準備中」の領域も、ぜんぶ私が実際にやっている指導です。
順番に記事にしていくので、のぞきに来てくれたら嬉しいです😊
きっと、通級担当であるあなたにとって、何かしら役に立つ内容があると思います。
この地図の使い方──3つの入口
読みたいものが決まっていないときは、次の3つの入口が便利です。
- 子どもの「困りごと」から探したい → 困りごとから探す|通級指導の逆引きガイド。
「板書が写せない」「音読を嫌がる」など、症状から指導記事にたどり着けます。 - WISCの結果から考えたい → WISC完全ガイド。
「何を教えるか」を、認知の凸凹から組み立てられます。 - 考え方から順に知りたい → この記事の「まずはここから」(①②)からどうぞ。
まとめ
- 「実際の指導編」=どう教えるか(指導方法)の全体像。
- 貫く考え方はひとつ=45分を単一で埋めず、短いパーツを組み合わせて・並行して
- 理由は、①単一だと意欲が続かない②困難は複合的、だから。ねらいは学級適応
- 地図はテーマ別。今ある33本+「準備中」の領域を、必要なところから
- 迷ったら3つの入口(逆引き/WISC完全ガイド/考え方①②)
通級の指導に、たったひとつの正解はありません。
「〇〇な子には、これをやっとけば大丈夫!」みたいな情報がSNSに溢れていますが、私としては全くオススメしません。
なぜなら、目の前のその子の実態に応じた内容ではないからです。
指導方法に子どもを当てはめるなんてこと、通級担当であるあなたは絶対にやってはいけません。
基本的な考え方である「組み合わせて・並行して」という設計図を持っていれば、目の前のその子に合わせて、柔軟に組み立て直せます。
この記事・地図が、通級担当であるあなたの引き出しを増やす手がかりになれば嬉しいです。
大丈夫!
一緒に頑張っていきましょう😊



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